通信プロトコル

携帯電話も含め、通信の世界では、自分と相手の双方が通信方式や制御方法などを共有しなければなりません。携帯電話の利用で見られることはなくなった習慣ですが、固定電話の時代はかけたとき、電話が正しい番号に繋がっているかどうかを確認するための質問が、「もしもし」の後に続いたものです。 音声通信は人間同士が行うため、臨機応変に対応することもできますが、基本的な通信方法、接続開始プログラムに関しては、あらかじめ手順を決めておかなければなりません。電話をかけるときに、電話番号は電気信号に変換されています。この現象をどのようにして交換機へ伝えているのでしょうか。通信を行うためには、様々な手順をきちんと定め、データの表現形式や電気信号の仕様をスムーズに共有できる仕組みを構築する必要があります。 これら一連の取り決めは、俗に通信プロトコルと呼ばれています。今では簡単なものに思われている固定電話でさえも、その通信プロトコルは膨大なものであることをご存知でしょうか。ましてや携帯電話のプロトコルともなれば、複雑を極めるのです。 このような複雑さに対応するために、通信プロトコルの整理には適切な階層構造が構築されています。基地局で行っているのは、無線による接続、工ラー訂正等を携帯電話側と同一のプロトコルで実現し、さらにコアネットワークへ繋げることですが、この過程で音声データのような、通信の中身を扱うことはないとされます。基地局とコアネットワーク間のやり取りは、端末とは別のプロトコルで行われています。

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